本工法は切羽との間に隔壁を設け、切羽側に泥水を満たし、切羽の自立を保ちながら掘削し、土砂は泥水とともに泥水処理設備に導き土砂と水を分離する工法です。
堀削機前面のカッター後方に隔壁を設け、高濃度の泥水を圧送充満し、切羽の安定を図りながら堀進し、高濃度泥水と混合された土砂を真空吸引機で搬出する工法です。
掘削土砂の塑性流動化を促進させる添加材を注入しながらカッターヘッドで掘削した土砂を攪拌して、隔壁間のチャンバー内に充満させ推進力により加圧し、その泥土圧の作用で切羽の安定を図りながらスクリューコンベヤー等で排土する工法です。
掘削の塑性流動化を促進させるための添加剤注入と止水バルブの採用により、切羽の安定を保持しながら掘削を行い、スクリューコンベヤによって掘進量に見合った排土を行うことで切羽土圧を調整しながら推進する工法です。
埋設管内径250mmから700mmの小口径管を推進施工するもので、発進立抗に推進装置および掘削装置を設置し、地上の槽で調整した泥水を送泥ポンプで送泥管を通じて切羽へ送り、切羽の安定をはかりながらカッターで掘削、その掘削した土砂を排泥ポンプで地上へ流体輸送する工法です。
従来、下水道の推進工事にはヒューム管が主体でしたが、これからは、塩ビ管・セラミック管等も増加すると考えられ、管は多様化しつつあります。これらの工事に対応するための小型機として、従来の経験を生かし、また新しい機能を取り入れて開発された、主として塩ビ管を推進するための工法です。
推進工法の中で早くから用いられた工法で、推進管の先端に刀口を取り付け、人力で地山を掘削しながら、立坑に設置した油圧ジャッキの力で管を推進する工法です。この工法は土質の変化に順応できる特長をもっています。
近年のライフライン(上下水道、電気、ガス、通信)整備が大都市から中小都市、町村へと移行し、交通の阻害や周辺への影響など環境問題が生じています。こうした状況のもと、より効率のよい立坑や人孔を構築する工法が求められ、開発されたのが「アート工法」です。アート工法は全周回転式立坑構築方法です。
[地中梁施工状況]高度な技術力はもとより、細心の安全管理が要求される工事です。[柱・スラブ完成]JRの高架化により市内の交通渋滞が緩和されました。